〔025〕人形仙 (1,004m)

2012年07月08


岡山100山に戻る

岡山県鏡野町
Road Map :中国道を院庄ICで下りてR179を北上し、県道116を更に北上する。
Route Map:道路脇登山口から母子地蔵分岐を経て山頂を往復する。
標高差:249m
岡山100山』   ウラン鉱石を採掘していた人形峠の近くにある山。
コースタイム:1時間38分、登り:51時間、下り:47分
2山で終える
  人形仙を登り終えた時にはまだ12時40分、もう1山登る時間も体力もあったが、靴がグチュグチュで再度、この靴を履いて歩く気が無くなり2山で終えることにした。
岡山森林公園からの道を東に走ると登山口の表示があった。
周辺に駐車場は無く、車通りもないことから道路脇に駐車する。
道路から良く見える道標で登山口が直ぐに判った。 母子地蔵の云われを書いた看板もあり、この手のもの興味が無い。
入口付近は草付きの嫌な道であったが、直ぐに林道の様な
広い道となる。 昔の参道、もしくは林道かも知れない。
緩やかに登り、そして緩やかに下る。
広い草原の様な所に出たが、地面はグチュグチュであり歩き難い。
昨日、今日の雨によるものかとも思ったが、セリが生えていたので
普段から湿地帯の様だ。
湿地帯の奥が分岐となっており、”母子地蔵”への
道の方が立派だった。
登山道は雑草が生い茂り人気の無い山の様だ。
数週間前にどこかの山で ”アカモノ”の花を見たが、
ここではもう実になっていた。
急斜面を登り始めると視界が開けてきた。
真っ直ぐに伸びる急斜面には色んな花が咲
いていたが、まばらであり見応えはない。
振り返ると峠の様な所に白い標識が見えた。
あそこが ”母子地蔵”のある所に思えるが定かではない。
肩まで登り、そこから深いササ薮を掻き分け山頂を目指す。
ガスが出てきたがどうせ展望は無いだろうしどうでも良い感じ。
山頂と思えたピークはいつもの様に山頂ではなかった。
山頂は周囲を背の高いササ、雑木に覆われ展望はゼロ。 しっかりと
山頂標識があるのだけが救いだ。 積雪期にはここから霧ヶ峰まで
縦走出来るらしいが、このササ薮を越える積雪があるのだろうか?
51分にて ”人形仙”(1,004m)に着く。
直ぐに下山に入り、急斜面の取り付きから歩いて来た湿地帯を見る。
47分にて下山を終了し登山口に戻る。
岡山森林公園と違い1人のハイカーとも会わず。
にんぎょうせん